特定非営利活動法人　大地の会

　

　長い付き合いの友人で、お互い初めての出産や子育ての時も励まし合い、一緒に助け合ってきた女性が、仕事と子育てのストレスが重なったのか、身体と心のバランスを崩してしまい、精神科病棟に入院することになりました。

私は傍らにいたにも関わらず、彼女の支えになれなかったことが悔やまれました。心の病について正しい知識を持ち、少しでも自分にできることをやっていきたいと思ったことがきっかけです。

 

地域活動支援センターで、利用者さんの日中活動の支援をしています。

工賃を伴う作業、レクリエーションのプログラム、面談等を通して、利用者さんと会話を重ねながら、利用者さんの日常生活、経済、対人関係、体調、医療、社会資源や制度の活用等において、不安や悩み、困り事について一緒に考え、解決に向けて動き出せるような環境づくりをしています。

 

自身の事業所だけでなく8事業所全体でアイデアを出し合い、よりよい支援にむけて相談できることが大地の会の1番の強みだと思います。ひとりでは抱えきれない困難な状況においても、職員それぞれの得意分野を活かして、補い合える職場なので、とても心強いです。

元々学童保育で働いていたので、その卒業生が、作業所に行ったと聞いていたので、どんなところなのか興味がありました。

又、条件として自宅近くで、週１回で働きたいと思い、求人広告を探したところ、大地の会の広告を見つけました。

　

 Q.どのようなお仕事をしていますか

〇グル－プホ－ム　

入居者さんと顔を合わせ、話をしたり、相談を聞いています。

入居者さんと部屋の掃除を一緒にしたり、食事会やクリスマス会等を行い、季節を一緒に楽しんでいます。夕食にサラダを作っています。

 〇生活支援センタ－

利用者さんと話をしたり、相談を聞いたりします。

おにぎりの会で地域のボランテイアの方と調理をします。

散歩サークルいうプログラムに参加し、皆さんと歩きながら、街並みや、　季節の変化を感じながら話をします。

 

一緒に働く職員が優しいので、働きやすかった。

色々な行事があるので、利用者さんと季節を楽しめます。

利用者さんと時間をかけて向かい合い、話すことが出来ます。

瀬谷区にある社会資源を身近に感じることが出来る様になりました。

2009年入職

　福祉系の大学に進学し、そこで大地の会のグループホームの職員の求人を見つけました。その時は他法人ですが精神障害者のグループホームでアルバイトをしていたこともあり、グループホームの仕事は何となくイメージが出来ていました。卒業後は地域で仕事をしたいと思っていたので応募をしました。

 

　入職後はグループホームに配属されました。入居者の方から相談を受けたり、一緒に病院へ行き先生の話を聞いたりもしました。

　その後は異動で生活支援センターに配属されました。利用者の方から相談を受けアドバイスしたり、一緒に考えたりしています。生活支援センターで話を聞くだけでなく、利用者の方の家に訪問をして話を聞くこともあります。最近は計画相談の業務を担うことが多く、利用者の方からどのような生活を送りたいのか希望を聞き、障害福祉サービスとの調整をしています。

　自分が困った時に話を聞いてくれて、一緒に考えてくれる職員が多いです。職場が話しやすい雰囲気なことが、長く働けていることの一つになっていると思います。

以前は、他職種で病院や特別養護老人ホームで勤務をしていました。その中で、精神疾患を有する方と接し、社会からの偏見や生きにくさを目の当たりにしてきました。病気の有無に関係なく、その人にとっての生活を安心して過ごせるよう一緒に考えることができると思ったことがきっかけです。

　

 Q.どのようなお仕事をしていますか

地域活動支援センターで利用者さんの方の日中活動の支援をしています。相談援助、内職作業のサポート、チラシ配布、レクリエーションの企画など

毎日充実した日々を送ることができています。利用者の方と一緒の時間を過ごし、楽しんだり時に悩むこともあるけれどやりがいを感じています。ベテランの先輩職員がたくさんいるので、支援の悩みやわからないことがあると教えてもらうことができるため、一人で息詰まることがなくより良い支援につながっていると思います。

また、子育てを経験された方が多く、皆さん理解があるので子供の行事や体調不良時にはお休みをいただくことができており、ワークライフバランスが良く仕事ができています。